Fivetran:企業向け一体型データ
製品
Fivetran:企業向け一体型データ
統合プラットフォーム
2023年3月1日
フレイザー・ハリス
Fivetran
製品担当VP
2023年3月1日より、Fivetranローカルデータ処理として生まれ変わったHVR機能をご利用いただけるようになるほか、クラウド、オンプレミス、ハイブリッド環境のいずれでもFivetranをデプロイできるようになります。
2021年10月のHVR買収以降、Fivetranでは、当社を信頼してくださる何千もの企業様の分析や運用のユースケースのため、最もビジネスクリティカルなデータの管理・統合を可能にする単一の統合プラットフォームソリューションの構築に向け、大きく進歩を遂げてきました。
Fivetranのマネージドサービスをご利用いただいているお客様には、9つの大容量エージェントコネクタの発売、メタデータの共有とデータアクセス制御のための自動ガバナンス機能、パフォーマンスの大幅な進歩、信頼性の向上などにより、更に進化したエンタープライズ機能をご利用いただけるようになりました。
また、何百社にも上るHVRのお客様、中でも金融サービス、防衛、ヘルスケア業界のお客様からは、データ処理をオンプレミスまたはクラウド環境内に留めておくことがセキュリティモデルにとって不可欠であることを学びました。これを踏まえ、Fivetranの自動データ統合プラットフォームの一環として、HVRの技術を引き続きご利用いただけることを本日皆様にお伝えできるのは本当に嬉しい限りです。
2023年3月1日より、Fivetranローカルデータ処理として生まれ変わったHVR機能をご利用いただけるようになるほか、クラウド、オンプレミス、ハイブリッド環境のいずれでもFivetranをデプロイできるようになります。
HVR、新名称はローカルデータ処理
ローカルデータ処理により、お客様は安全なオンプレミスまたはクラウド環境内にデータを保持しながら、大容量のデータベースレプリケーションを利用できるようになります。メタデータとロギングをFivetranと共有することで、24時間365日対応のグローバルサポートチームが迅速なサポートをご提供します。ビジネスクリティカルプランのお客様は、これからもローカルデータ処理をご利用いただけます。使用量に基づくフレキシブルな価格設定で、Fivetranのフルマネージドコネクタやプラットフォーム機能をご活用ください。
これからも皆様に使いやすさを約束するため、今年は大規模な投資を行い、ローカルデータ処理をFivetran.comの単一のFivetranコントロールプレーン下に統合する予定です。これにより、Fivetranのクラウド、HVA、ローカルデータ処理コネクタをすべて単一のUIで管理し、Fivetranに今後搭載していくプラットフォーム機能を活用いただけるようになります。
HVRを単一プラットフォームで統合するために
Fivetranの単一の統合プラットフォームからは、以下に自動アクセスできます。
-
Fivetranで利用可能なすべてのソースとデスティネーション(当社の大容量エージェントコネクタおよびLiteコネクタを含みます)
-
プライベートネットワークと高度なセキュリティオプション
-
高度なRBAC、SCIM、PII検出機能によるデータ管理
-
トップクラスのカタログプロバイダとのメタデータ統合
-
数十種類の一般アプリケーションの無料トランスフォーメーション
-
管理・維持が必要なインフラの削減(HVRハブ不要)
-
自動スケーリングとパイプラインの最適化
Fivetranの自動の組み込みコネクタを使用することで、データチームはソースシステムへの負荷を最小限に抑えながら、毎時50GB以上の速度で大量のデータを統合できます。データベースアーキテクトは、大量の極秘データ、機密データ、規制対象のデータを扱うために、安全で高性能のインフラソリューションを構築できます。これにより、ビジネスリーダーは、信頼性の高い正確なデータを必要なときに必要な場所で利用できるようになります。また規制の要件に準拠し、保護された安全なデータを安心してご利用いただけます。
データベースレプリケーションのデプロイメントオプションの追加
レガシー企業がクラウドコンピューティングのメリットを実現しようとする中、市場は仮想プライベートクラウドやFedRAMP認証を受けたGovCloudのような特別設計のクラウド技術で対応しています。ハイブリッド環境は複雑ではありますが大きな効果を発揮します。クラウドとオンプレミスを融合させ、新たな効率性をもたらします。ただしこれには、データを安全に取り込めることが必要な条件となります。
このように複雑なインフラに対応するため、Fivetranは、自動データ統合プラットフォームを拡張し、規制の厳格な業界の企業組織がデータをシームレスに統合できるよう、セルフホスト可能なフルマネージドデプロイメントオプションを導入します。
Fivetranのセルフホストプラットフォームは以下に対応します。
-
プライベートデプロイメント:隔離されたオンプレミスか、仮想プライベートクラウド(VPC)のいずれかの自社環境で、Fivetranをセルフホストできます。当社の新しいプライベートデプロイメントの料金プランは、使用量に基づく年間または複数年のサブスクリプション形式です。
-
複雑なレプリケーショントポロジ:複数の異種システム間でデータを複製し、ビジネス要件に対応します。
フルマネージドSaaSオプションとローカルデータ処理では以下の内容を提供します。
-
AWS GovCloud:データの取り扱いに関する政府の特定の規制要件を満たすため、AWS GovCloudを使用してFivetranをデプロイすることもできます。
-
大容量エージェント(HVA):企業のデータチームは、変更データキャプチャを利用したリアルタイムの大容量データベースレプリケーションを効率的に活用できます。
Fivetranをオンプレミス、仮想プライベートクラウド、セキュアなパブリッククラウド環境のいずれでデプロイしても、効率的なログベースの変更データキャプチャで、データベースの大量のデータをリアルタイムで複製できます。
お申し込み方法
プライベートデプロイメントのデモをお申し込みください。また、ローカルデータ処理や、お客様のビジネスに適したデプロイメントモデルの選択に関するお問い合わせはsales@fivetran.comまでご連絡ください。